Corporate

社長メッセージ

100年続く企業を目指し、
未来の発展のために挑戦し続けます。

新型コロナウイルスも漸く5類になり、3年間に亘るwithコロナの生活からやっと解放される日常が訪れようとしています。その間、従業員の皆さんには感染拡大の予防を図りながら、安定した操業・事業運営にご協力いただき心から感謝申し上げます。
また創立75周年の節目の年を迎え、諸先輩方、関係者の皆様方のご支援に改めて御礼申し上げます。

さて、当社は1948年から一貫して熱処理事業を行い、農業機械部品製造を主軸に歩んできました。中国やベトナムへの事業展開で世界的なニーズにも対応し、国内3社、海外3社のオカネツグループへ成長しました。
そして次に取組むべきことは、自由な発想で自社製品を開発し、オカネツブランドの製品を市場に出すことでした。このことは何よりも社員のモチベーションを高め、利益をもたらしてくれると考えたからです。2012年、自社開発製品1号機「電動ミニ耕うん機Curvo」を製品化しました。農業製品以外の新製品開発にも取り組みました。昨年11月にはAIで障害物を検知し自動停止する無線草刈り機を発表。今後も新領域の開拓も視野に入れ、自社開発製品の拡充とシェアの拡大を図り、将来的には総売上の30%を自社開発製品で占めたいと考えています。

弊社は、創業75周年を迎える今年を「第二次産業革命元年」と位置付け、敷地拡大と工場敷地内の動線の再構築、本社ビルの新築、AIやIoTを搭載した新製品開発や社内システムの再構築等を計画しています。コロナ禍で自由な会話ができずもどかしい思いをしたこともありました。この経験を糧に従業員の皆さんとのコミュニケーションを深め、力を合わせて「工場インフラの再編」と「DXによる活性化」というビッグプロジェクトを成功に導き、2025年度末のリニューアルを迎えたいと思います。

私たちのオカネツ工業は、跳ねる兎のごとく果敢に「夢ある挑戦」を続け、地域社会に貢献できるモノづくりで100年続くサスティナブルな企業を目指します。

2023年5月

代表取締役 社長 和田俊博